心
に染みる森と山の風景に出会う
「はじめてなのに懐かしい」自然と人がともに暮らす日本の原風景が広がる兵庫丹波地域。森の中に集落や畑がある調和の姿は「丹波の森」と呼ばれ、その景観が大切に守られています。
兵庫陶芸美術館(丹波篠山市)
- 四季折々に際立つ風景
- 年間の寒暖差、昼夜の温暖差が季節ごとに美しい風景を生み出します。
ゲンジボタルの乱舞(丹波市青垣町)
- 水分れ域の清らかな川
- 加古川などの源流地域で、瀬戸内海側と日本海側の交流が生まれ、多様な生物を育んでいます。
兵庫丹波かつて京都をつなぐ交通の要として栄えた地域。城下町や陣屋町、宿場町や焼き物の里など数々の面影が残ります。
古き良きを味わう、非日常を感じることができます。
- 河原町妻入商家群(丹波篠山市)
- 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、今もなお、約600mの通りに沿って歴史的景観をよく留めています。
- 柏原藩陣屋跡(丹波市)
- 城下町として栄えた織田家柏原藩。陣屋は1714年に柏原藩2万石の居館及び政庁として造営。長屋門と表御殿の一部が現存し、全国でも数少ない陣屋遺構で国指定の史跡です。
京都、大阪、神戸など主要都市から、車・電車で1時間~1時間半でアクセスOK!思い立ったとき気軽に行くもよし、季節ごとに何度も訪れるもよし。
程よい距離で便利な旅先です。
四
季折々のおいしいものがたくさん
農作物を瑞々しく育てる「丹波霧」や、旨味を閉じ込める昼夜の寒暖差。おいしい作物が実るための条件に恵まれたこの地は、
全国に知られる兵庫丹波ブランドの品々を育んできました。
- 丹波黒大豆
- 独特の地形や気候が煮上がり艶やかな極上大粒の黒大豆を育てます。近年は早期収穫した黒枝豆も人気です。
- 丹波大納言小豆
- 丹波市春日町が発祥とされ、藩主や幕府献上の歴史を持つ。大きく甘みがあり、煮くずれしにくいのが特徴です。
- 山の芋
- 霧の発生する特有の気候風土を生かして生産。粘りが強く、肉質は純白等の特徴を持つ。贈答品としても定番です。
- 地酒
- 高い技術を誇る丹波杜氏の郷として、伝統と技術で醸す逸品酒が勢ぞろい。名水と米の恵みが濃縮されています。
- ぼたん鍋
- 古くから猟師がふるまうおもてなし料理として食された伝統料理。味噌ベースの出汁に猪肉の旨味が広がります。
- 丹波栗
- 朝廷や幕府献上の歴史を持つ。銀寄をはじめ筑波、丹沢等の品種を栽培。大きさ、色艶の良さ、甘みが抜群の逸品です。
観光がてら立ち寄るにぴったり。近世の歴史や日本遺産登録の数々に触れられる、史跡や資料館なども充実。
今と昔が心地よく交わる、兵庫丹波地域ならではのストーリーを感じられます。
- 丹波焼(登り窯)
- 日本遺産に認定された日本六古窯の一つ「丹波焼」は、その発祥が平安時代末期までさかのぼり、登り窯と蹴りロクロとともに、伝統技術を今に受け継いでいます。
- デカンショ祭
- 篠山城の城下町として栄えた伝統文化や時代ごとの風土や生活を唄に読み込んだデカンショ節の世界が現代に一付いていることが評価され文化庁の日本遺産に認定されました。
美しい風景に溶け込む特別な体験!自然がフィールドのアウトドアアクティビティも楽しみの一つ。
スポーツ体験から自然プログラムまで個性豊かなメニューが実施されています。
- パラグライダー体験
- 丹波市北部地域は、上昇気流が起きやすい地形でパラグライダーの体験ができます。上空から丹波の山並みが一望でき、四季折々の絶景が楽しめ、人気を集めています。
- サイクリング
- 丹波地域は、平坦な田園地域や高低差のある峠など変化に富み、多様なサイクルコースが設定できるなど、サイクリングを楽しむエリアとして高いポテンシャルを有しています。
約1億1千万年前の地層・篠山層群があり、「丹波竜」発見の地として大きな話題を呼びました。
「農村風景と恐竜史跡が共存する」世界的にも非常に希少な地域とされています。