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広重展−天才浮世絵師が描く日本名所紀行−

  • 2021年09月18日(土)~2021年11月14日(日)
  • 丹波市立植野記念美術館

 江戸時代後期に活躍した浮世絵師・歌川広重(1797〜1858)は、日本各地の名所や名物を巧みな画力、大胆な構図そして独自の感性で描いた風景版画によって、日本国内のみならず世界中で親しまれています。本展では、東海道の宿場があることを縁として三重県亀山市で蒐集されてきた広重の風景版画およそ150点を展示します。

 本展では広重の代表作、保永堂版「東海道五拾三次之内」が全て揃うほか、「木曽海道六拾九次之内」や江戸、諸国そして伊勢の名所を取り上げ、広重が描いた日本各所の風景版画も併せて紹介します。また日本全国の名所を題材とする『六十余州名所図会』に当地の「丹波 鐘坂」が収録されていることから、同シリーズの特別展示も行います。

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