「春日局生誕の地」として知られる国指定史跡。徳川家光の乳母として有名な「春日局」は幼名をお福といい、春日局の名はこの春日の地で生まれたことに由来しています。
お福の父・斉藤内蔵利三は明智光秀の重臣で、光秀が丹波攻めで黒井城を落とした後、その下館を陣屋に改めました。これが現在の興禅寺で、お福はここで生まれ、三歳までを過ごしています。下館とは戦国時代の城主が合戦がない平時に住んだ場所のこと。興禅寺は水をたたえた七軒堀や高い石垣・白壁など、当時の下館の様子をよく残すものとして、国の史跡に指定されています。
境内には「お福の腰かけ石」や「お福の産湯の井戸」などがあり、江戸幕府を裏から支えた春日局の幼少期に思いを馳せることができます。
名称 | 興禅寺 |
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住所 | 丹波市春日町黒井2263 |
TEL | 0795-70-3501(かすが観光案内所) |
定休日 | 無休 |
料 金 | 拝観無料 |
対応サービス |
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